2012年5月19日土曜日

感謝

今日は素晴らしい五月晴れ、快晴☆

気持ちいいですね〜!!!
最高です。
音楽日和、ビール日和。

さすが俺の誕生日です。

メールやらツイッターやらFBやらでたくさんのお祝いメッセージを頂きありがとうございます。
ありがたいことにプレゼントを下さったかたもいらっしゃいます。ありがとうございます。

ついに20歳 ×2 になりました!

フレッシュな気持ちに満ちあふれているのである。

……(笑)



でも、なんというか精神年齢というか体感年齢は、23歳とか24歳あたりのままなんですよね。
これっておかしいのか?
みんなこんなもんなのかなぁ。

なんというか、近年は自分の誕生日はさほど気にしていません。
あ、そうだっけ、という感じ。

10年以上も前に読んだ、とある本によれば、オーストラリアのアボリジニ(先住民)が言うには「なんで君たち(西洋人)が誕生日を祝うのかわからない。そんなの放っておいても来るじゃないか。私たちは、仲間の誰かが何かを成し遂げた時に皆でお祝いする」(記憶で書いてるので、まったくもって正確な引用ではありません)。なるほど納得、同意。


実年齢も気にしてない。
自分の感覚のほうを信じている。
自分のことをどう思ってるか、が大事なんだと思いますね。
よくこれくらいの年齢になると「もうトシだしさあ」とか「もうオヤジだから」とか「体調不良の自慢話」とかする人が多い気がするけど、俺の知ってる「実年齢よりも(全然)若く見える人たち」は、年齢の話なんか全然しないしね。そして目が輝いている。人は、自分が思っている通りの人間になるのだと思います。


ここ数年思うようになったのは、誕生日とは「周りの人たちから祝ってもらう日」とか「プレゼントをもらえて当然の日」などではなく、「生み育ててくれた両親に感謝する日」「日頃、自分の人生をなんらかの形で助けてくれている人たち・状況・物すべてに対して、心の底から感謝の気持ちを捧げる日」にするべきだなあ、ということ。もちろん、みんながそうすべきだという意味じゃなくて、自分にとってそういう日にしよう、という意味ね。

ところで、「日頃、自分の人生をなんらかの形で助けてくれている人たち・状況・物すべて」というのをつきつめていくと、結局は「すべての人たち、すべてのもの」ということになると思うのです。

僕を直接助けて下さってる人たちだけでも本当に本当に大勢いらっしゃいます。プライヴェートでも仕事でも。どれだけ感謝してもしきれないほどです。

ですが、僕は見知らぬ大勢の人たちにも間接的に助けられています。いま住んでる部屋の大家さん、その家を設計した人たち、造った人たち、使われてるパーツを作った人たち、パーツの材料を作った人たち、それらの材料を採掘したり伐採したり運んだりした人たち、その採掘や伐採や輸送に使われる道具を作った人たち。

電気、水道、ガス、道路、交通システム、流通システム、食材、服、楽器、PC、ネット、お店、などなどが日々問題なく動いて機能するように働いている方々。おっと、「ビール」の存在を忘れるわけにはいかないね☆

そんな具合に、僕の人生を支えて彩ってくれているあらゆるものが存在しているのは、実に多くの人たちのおかげなわけです。しかも、僕の人生が快適で豊かで幸せに満ちているのは、それらを歴史上どこかで発明した人たち、その技術や考えを洗練し、広め、受け継いできた人たちのおかげでもあります(ビールを発見した人に乾杯!)。そして、そもそもその人たちが生まれることになった原因、つまり彼ら彼女らの先祖たちのおかげでもあります。

また、別の切り口で考えると、たとえば僕を日頃から直接助けてくれているAさんがいるとして、そのAさんが存在し僕を助けてくれているのは、そのAさんを生んだ人たち、Aさんを直接的・間接的に支えている人たちの存在なしには考えられないことです。Aさんに感謝する、とは、その背後にいる人たちへも同じく感謝を捧げることでもあるのです。ところで、その「Aさんの背後にいる人たち」ひとりひとりの背後にも、同様に多くの人たちが存在しているわけです。そして、その背後にも・・・。

このように考えて行くと、間違いなく、僕は、あらゆるすべての人たちに対して、つまり全人類によって助けられているのであり、その全人類に対して感謝の念を抱いて当然なのです。そして、全生物に対しても。

これをさらに深く突き詰めていくと、さらなる別の結論に至るわけですが、まあそれはまたそのうち別の機会にでも。


とまあ、そんなわけで、僕にとって誕生日とは、このような感謝と祝福の気持ちを自分のなかに意識的に呼び起こして、深く深く感じる日、になっています。

でも、それって、別に自分の誕生日だけに限らなくてもいいよね。
毎日でもいいよね。
毎日が祝日。
お祝いする日。
いいね。


ていうか話は突然変わるけど、昨日のアラレだかヒョウはすごかったね。
とつぜん空がかき曇っていきなりの雷と強風と大粒の雨と霰と轟音。
びっくりしたけど途中からおもしろくなってきて大笑いしてました。
動画も撮ったんだけど、無駄に笑い声とか雄叫びが入ってるのでアップできません。
降り終わったあとの地面はこんなんだった。


でもそのあとの夕焼けは美しく。


前夜祭パーティのビールは美味しく。



そして20歳最初の食事はこれ。今朝の朝ご飯☆


焼きたての自家製全粒粉パン
ジャガイモと豆乳のポタージュ(激ウマ。リピ決定)
スクランブルエッグ
カリカリベーコン
石垣島の珈琲(東京エスムジカ美帆の実家の珈琲!)

快晴のなかバルコニーで美味しくいただきました!
ごちそうさまでした〜☆

毎日、おいしく食事ができるって、なんと素晴らしいことなのでしょう。
小麦の命。小麦を栽培し収穫し加工し輸送し販売した人たち。
乳牛さん。酪農家さん。それをバターにした皆さん。
豚さんの命。卵の命。
じゃがいもの命。タマネギの命。大豆の命。
僕はたくさんの命のおかげで生きている。
たくさんの命が、命を落としたのです。
それを、僕は毎日食べているのです。
何千万の命の犠牲の上に、僕は生きているのです。
ありがとうございます。

みなさま、いつもありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

みなさまも良い一日を。

すべての人が幸せに生きる地球を祈願して。
2012年5月19日
石村順










ベースマガジン2012年6月号(5/19発売)
奏法特集 リズム&グルーヴ向上の必須課題
『ウラを極める!』

を執筆しました。




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