もちろん、その能力にはいろいろあって、メロディ感覚、和音の知識、和音を聞き分ける耳など、どれも大切なものばかりですが、それらの中でも一番基本的で大切なのがリズム感です。
どんな音楽でも、どんな楽器でも、どれだけ美しいコードを知っていても、どれだけ速弾きができても、リズム感が悪かったら台無しなのです。
少しずつ少しずつ、リズムの大切さがわかり始めました。練習すればするほど自分のリズム感のダメさ加減が見えてきて、それはもうショックでした。そして、
リズム感が悪いと、何を演奏してもダメ。
この真実を痛感するようになったのです。
〜 石村順『ベーシストのリズム感向上メカニズム』より〜
『ベーシストのリズム感向上メカニズム』
石村順・著 リットー・ミュージック刊

以下、読者の方からのコメントです。(Amazonコメント欄、Twitterツイートより抜粋)
「今までとはまるでちがう教則本で驚きの連続です」励みになるコメントの数々に感謝です。リズム感向上の"考え方"と"練習のやりかた"がぎっしりつまった本です。320ページ、CD2枚付き。ぜひお読みください。
「今まで見てきた教則本の中で一番ためになる」
「正に目から鱗の連続で、自分の考えをさまざまな角度から裏付けしてくれているような内容。・・・(中略)・・・ 本書はタイトルに「ベーシスト」とあるから、他の楽器奏者はスルーしがちだが、絶対に読むべき内容が詰まった一生付き合えるバイブルである。」
「言葉では説明しにくい内容を分かりやすく丁寧に表現されています。私にはコンセプト編から、目にはうろこの内容がいくつかありました。」

