2010年12月13日月曜日

CHRISTMAS LIVE 2010 with Tatsuya Shioya @烏山区民センターホール

今日は、CHRISTMAS LIVE 2010 with Tatsuya Shioya
ということで、塩谷達也のゴスペル・ライブに出演してきた。
最高。

メンバーは
塩谷達也(vocal, guitar)
佐藤フィッシャー五魚(keyboards)
石村順(bass)
松本直樹(drums, percussion)

ありきたりな感想なんだけど
非常に、非常に素晴らしかった。


ステージには大きくて素敵なクリスマスツリーが!



バタバタしてて全員の写真を撮り忘れたので
途中のピアノと歌のコーナーを舞台袖から。



とにかく全編、「音楽」があった。
呼吸、音楽、会話、エネルギー。
素晴らしかった。
塩谷達也、真骨頂。


あんまりこういう裏話はしない方がいいのかも知れないけど、今日は会場入りから機材のセッティング、サウンドチェックそして開場までが、本当にギリギリの時間しかなかった。分かる人には分かると思うけど、PA機材全部持ち込みで、機材・楽器の入り時間から開場が1時間(!)。案の定、時間は押してしまい、お客様をお待たせしてしまいました。寒い中ごめんなさい。

そして開場から20分後には開演(笑)
人生で最速だった!
なので着替えもそこそこに本番となったわけだけど、ある意味、その流れに乗って、かなりの集中状態で本番に臨めたのかも。

それにもうひとつ。

こないだのクワイヤー・ライブでも思ったんだけど。
ライブが始まる直前、塩谷がお祈りをする。
出演者みんなで手をつないで。
似たようなことは多かれ少なかれ
大抵どんな現場でもやるんだけども、
「行くぜ!」「おお!」的な感じが多い。
それはそれで素晴らしいし、精神は同じだと思うけど。
塩谷が紡ぐ言葉は、なぜだか僕の深いところに触れて
心を動かすのです。
と前回と今回、しみじみ思った。
僕はクリスチャンではない。
でも、手をつないで塩谷が祈ってるのを聞くと、そういうことは超越して「お客さんも僕らも、ひとりひとりが何かを受け取れる、素晴らしいライブになりますように」という純粋で謙虚な心構え・気持ちにさせてくれる。
当然それは演奏にも出る。全部出てしまう。

塩谷のソウルフルな歌とハートフルな話、
五魚さんのブルージィで美しいピアノ、
直樹さんの歌心あふれまくり、グルーヴしまくりのドラム。
素晴らしかった。
あの場にいられたことに感謝してる。


塩谷は野生なので(本当です)
当然、本番はいろんな意味で即興的。
予定外、予想外、想定の範囲外のことが起きる。
ずっと一緒にバンドやってきて
わかってるつもりでも
予想外のことが起きる。こら!(笑)
今日も例外なく野性的な本番だった。
でも、それがいい。
だから面白い。
予想外、予定外、人生そのもの。イェイ


今回のライブは、京王線沿線を中心とした教会が集まって開催するクリスマスライブ、ということでしたが、話を聞くと、若い人たちが発起人となって1年間かけて準備してきたとのこと。いろいろなことに細やかな心遣いが行き届いた、素晴らしいイベントだったと思います。こういうイベントはどんどん増えるといいと思う。
皆さんとゆっくりお話ができなかったのが残念。また別の機会にぜひ!

前回ゴスペルライブのクワイヤのメンバーも駆けつけてくれたし、塩谷とゴスペルを出会わせたNさん、そのご両親、そして五魚さんの素敵なご両親にも来ていただいた。久しぶりにお会いできてとても嬉しい。

そして、素敵な、美しい花束をいただきました。
嬉しいです、どうもありがとう!